旅行の写真やスケッチを掲載します。
by Michiko カテゴリ
日々のことスケッチ 旅 料理 ヴァイオリン 音楽 絵と詩 思い出 以前の記事
2011年 09月2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 リンク
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
佐渡の宿根木
宿根木の細い道路 佐渡島に観光を兼ねた2泊3日のケッチ旅行にいってきました。 新潟から佐渡汽船のカーフェリーで両津港に着き、翌日、江戸時代をを再現した 佐渡金山の鉱脈を見ました。 流人の鉱夫たちの人形が自動的に動き 「早くしゃばに出たい」「酒を飲みたい」「馴染みの女に会いたい」 と言いなが暗い坑道で鉱石を掘っているのです。 小木港近くに宿根木という重要伝統的建造物保存地区があります。 中世の頃より廻船業を営む人達が居住し、宿根木浦は佐渡の富の三分の一を 集めたと言われるほど栄えましたが、幕府の小木港整備で商業の中心が 小木港に移行すると村には船大工や造船技術者が居住し千石船産業の基地として 栄えました。 その集落形態が約1ヘクタールの土地に110棟の家屋が密集し、軒と軒が 接触するほどで通路は人はすれ違うことが出来ても自転車は無理という狭さです。 現在でも人が住んでいる家があり、話し声やテレビの音が観光で通過するものにも 聞こえてきます。 細い路地を左右の家々を見て歩くと軒下に扇形の飾りがしてある家がありました。 飾りを施した建物を楽しむ船大工ならではの光景です。 宿根木の村を暫く歩くと・・・・ 昔の集落の機能や人々の助け合いながらの暮らしや、捨てようとしても捨てきれない 文化の重み、いつまでも持ち続けたい家と家族の絆・・・・ そんなことが ゆっくりと語りかけてくるようでした。
by michikobaya
| 2010-08-09 15:12
| 旅
|