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古屋敷村
傷みが進んでいる 茅葺民家 山形県上山市の中心部から旧東街道を東南へ12kmほど進むと点在する 茅葺屋根が見えてきます。深い大自然の森林に囲まれた標高550mの山腹に 寄り添うように 今は傷みが激しい茅葺民家が17棟あります。 かっては、マタギや養蚕業、製炭業で暮らしをたてていたようです。 昭和59年にこの古屋敷村を舞台にした長編ドキュメンタリー映画小川伸介監督の 「ニッポン国古家式村」がベルリン国際映画コンクールで批評家賞を受賞していました。 この茅葺民家を保存しようと市民団体「古屋敷村の保存を考える会」が映画祭で 「ニッポン国」の上映や集落の現状を見るツアーを企画されましたので参加しました。 今は住む人も絶えた民家は崩れそうになってブルーーシートも破れて風になびいていました。 傍に流れる小川の緑色の水草がゆらゆら揺らめいて飲めそうな綺麗な水でした。 きっと小川の流れは、この地で鉱山が発見された寛永年間から現在も変わらず同じ流れなのです。 生活様式の変化や過疎化で現在はこの集落に住んで居られるのは2人だけで 尺八のお師匠さんとお弟子さんだけとか・・・・。 昔ドキュメンタリー映画に出演されていた木村廸夫さん、花屋紀子さん (お二人とも70代後半)が今は上山市内にすんでおられて この日は駆けつけられて映画撮影された当時の村人の様子や撮影秘話のお話を聴きました。 茅葺の古い民家は我々が住んだ経験がなくても 心の故郷には里山に囲まれた美しい森や小川、そこでの暮しは 日本人なら誰もが愛惜を感じずにはいられません。 生活様式の変化や過疎化で日本の古い建物が維持されず朽ちてゆくのは 大変残念な思いです。
by michikobaya
| 2009-10-14 15:42
| 旅
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